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RX-8純正ECUのフィードバック制御について まる 09/1/16(金) 13:00
Re:RX-8純正ECUのフィードバック制御について ナイトスポーツ 09/1/17(土) 9:37
Re:RX-8純正ECUのフィードバック制御について まる@rx-8 09/1/18(日) 10:40
Re:RX-8純正ECUのフィードバック制御について ナイトスポーツ 09/1/18(日) 11:58
Re:RX-8純正ECUのフィードバック制御について まる@rx-8 09/1/18(日) 22:41

RX-8純正ECUのフィードバック制御について
 まる  - 09/1/16(金) 13:00 -

   度々お世話になります
表記件について、ご教授願えればと思います

良く、アーシングやプラズマダイレクトなどの点火系チューニングパーツのうたい文句を見ておりますと
「より確実に着火」「未燃焼ガスの減少」
という文言が見て取れます
事の真意は今回は特にこだわらないのですが

仮に(本当に)上記のような効果があったとして。


RX-8はO2センサによる、フィードバック制御がされているとのこと。
そのため、基本燃料マップではなく、目標A/Fマップを書き換えると、ナイト様のコメントにもございました。


色々調べまして、1つ頭に浮かんでいる結論といたしまして。

「目標A/F」重視でフィードバック制御がされている領域において、「より確実な着火により、未燃焼ガスが(本当に)減少」した場合。
理論空燃費より濃い運転領域においては、O2センサはセンサを通過する排気ガス中に含まれる未燃焼ガスを計測しており、これが減る・・・という事は、センサは普段よりも「薄い」という判断をECUに返し、結果として燃料が増量。つまり「濃い」状態へ補正が入るような気がします。
この場合。ナイト様のECUではパワーを求め、純正より薄めにセッティングしていると記憶しておりますが、折角薄めたのに、結果として濃い状態が出来てしまい、パターダウンしてしまうように思えます

逆に、理論空燃費より薄い運転領域においては、O2センサは通過する酸素濃度を計測しているため、「より確実な着火により、未燃焼ガスが(本当に)減少」した場合、消費される酸素が増える=残留酸素は減る=「濃い」と判断し、ECUは「薄く」なる方にフィードバックをかける気がします。


この理解は正しいでしょうか?正しいとして、影響度はどの程度でしょうか?
着火性能向上による影響?も興味がありますが、逆に着火性能が落ちた際に
上記の記述の逆の制御が入るのか?についても、興味がございます


また、RX-8のA/Fについては、パワーを出す際には理論空燃費より濃い状態で制御されているという記述を、やはりナイト様のHPで拝見したのですが
負荷が低く、スロットル開度が小さい。市街地を一定走行しているような状態では、RX-8のA/Fはどの程度の数値を目標に制御されているのでしょうか?
理論空燃費より薄いのでしょうか?

ECUの燃料の制御に非常に興味があります
お手数ですが、ご教授。よろしくお願い致します。

Re:RX-8純正ECUのフィードバック制御について
 ナイトスポーツ E-MAIL  - 09/1/17(土) 9:37 -

   ナイトスポーツ中村です。
おはようございます。

▼まるさん:
>度々お世話になります
>表記件について、ご教授願えればと思います
>
>良く、アーシングやプラズマダイレクトなどの点火系チューニングパーツのうたい文句を見ておりますと
>「より確実に着火」「未燃焼ガスの減少」
>という文言が見て取れます
>事の真意は今回は特にこだわらないのですが
>
>仮に(本当に)上記のような効果があったとして。
>
>
>RX-8はO2センサによる、フィードバック制御がされているとのこと。
>そのため、基本燃料マップではなく、目標A/Fマップを書き換えると、ナイト様のコメントにもございました。
>
>
>色々調べまして、1つ頭に浮かんでいる結論といたしまして。
>
>「目標A/F」重視でフィードバック制御がされている領域において、「より確実な着火により、未燃焼ガスが(本当に)減少」した場合。
>理論空燃費より濃い運転領域においては、O2センサはセンサを通過する排気ガス中に含まれる未燃焼ガスを計測しており、これが減る・・・という事は、センサは普段よりも「薄い」という判断をECUに返し、結果として燃料が増量。つまり「濃い」状態へ補正が入るような気がします。
>この場合。ナイト様のECUではパワーを求め、純正より薄めにセッティングしていると記憶しておりますが、折角薄めたのに、結果として濃い状態が出来てしまい、パターダウンしてしまうように思えます
>
>逆に、理論空燃費より薄い運転領域においては、O2センサは通過する酸素濃度を計測しているため、「より確実な着火により、未燃焼ガスが(本当に)減少」した場合、消費される酸素が増える=残留酸素は減る=「濃い」と判断し、ECUは「薄く」なる方にフィードバックをかける気がします。
>
>
>この理解は正しいでしょうか?正しいとして、影響度はどの程度でしょうか?
>着火性能向上による影響?も興味がありますが、逆に着火性能が落ちた際に
>上記の記述の逆の制御が入るのか?についても、興味がございます
>

O2センサーで見ているものは空燃比です。そしてフィードバックはせていされている空燃比に対して、濃すぎる場合も薄すぎる場合も、少しずつ補正をします。
一気に補正をして、絶えず100%その設定空燃比にするわけではありません。
例えですが、大きな波を小さな波に修正すると思ってください。


>
>また、RX-8のA/Fについては、パワーを出す際には理論空燃費より濃い状態で制御されているという記述を、やはりナイト様のHPで拝見したのですが

理論空燃比とは三元触媒をもっとも有効に働かせるための空燃比で、それは14.7ですから、アイドル付近ではその空燃比で運転していても、実際の走行時は11−13ぐらいでどんな車も走っていますよ。


>負荷が低く、スロットル開度が小さい。市街地を一定走行しているような状態では、RX-8のA/Fはどの程度の数値を目標に制御されているのでしょうか?
>理論空燃費より薄いのでしょうか?

いいえ、状況次第ですが、上記の範囲ですよ。ただし、アクセルをOFFにすると15以上の数値になります。(フェールカットされますから、当然ですね)
中村

>
>ECUの燃料の制御に非常に興味があります
>お手数ですが、ご教授。よろしくお願い致します。

Re:RX-8純正ECUのフィードバック制御について
 まる@rx-8  - 09/1/18(日) 10:40 -

   ナイトスポーツ中村様
コメントありがとうございます


▼ナイトスポーツさん:
>ナイトスポーツ中村です。
>おはようございます。
>
>▼まるさん:
>>度々お世話になります
>>表記件について、ご教授願えればと思います
>>
>>良く、アーシングやプラズマダイレクトなどの点火系チューニングパーツのうたい文句を見ておりますと
>>「より確実に着火」「未燃焼ガスの減少」
>>という文言が見て取れます
>>事の真意は今回は特にこだわらないのですが
>>
>>仮に(本当に)上記のような効果があったとして。
>>
>>
>>RX-8はO2センサによる、フィードバック制御がされているとのこと。
>>そのため、基本燃料マップではなく、目標A/Fマップを書き換えると、ナイト様のコメントにもございました。
>>
>>
>>色々調べまして、1つ頭に浮かんでいる結論といたしまして。
>>
>>「目標A/F」重視でフィードバック制御がされている領域において、「より確実な着火により、未燃焼ガスが(本当に)減少」した場合。
>>理論空燃費より濃い運転領域においては、O2センサはセンサを通過する排気ガス中に含まれる未燃焼ガスを計測しており、これが減る・・・という事は、センサは普段よりも「薄い」という判断をECUに返し、結果として燃料が増量。つまり「濃い」状態へ補正が入るような気がします。
>>この場合。ナイト様のECUではパワーを求め、純正より薄めにセッティングしていると記憶しておりますが、折角薄めたのに、結果として濃い状態が出来てしまい、パターダウンしてしまうように思えます
>>
>>逆に、理論空燃費より薄い運転領域においては、O2センサは通過する酸素濃度を計測しているため、「より確実な着火により、未燃焼ガスが(本当に)減少」した場合、消費される酸素が増える=残留酸素は減る=「濃い」と判断し、ECUは「薄く」なる方にフィードバックをかける気がします。
>>
>>
>>この理解は正しいでしょうか?正しいとして、影響度はどの程度でしょうか?
>>着火性能向上による影響?も興味がありますが、逆に着火性能が落ちた際に
>>上記の記述の逆の制御が入るのか?についても、興味がございます
>>
>
>O2センサーで見ているものは空燃比です。そしてフィードバックはせていされている空燃比に対して、濃すぎる場合も薄すぎる場合も、少しずつ補正をします。
>一気に補正をして、絶えず100%その設定空燃比にするわけではありません。
>例えですが、大きな波を小さな波に修正すると思ってください。


少し細かい話で恐縮なのですが。
O2センサ(A/Fセンサ)に妙に興味がわきまして、下記の文献を読んでおりましたところ

http://www.denso.co.jp/ja/aboutdenso/technology/dtr/v03_1/files/dissertation05.pdf

O2センサが空燃比を測定する理屈としては、リッチ領域では排ガス中の未燃焼ガスを実際は測定しているとの事でした。


とはいえ、O2センサは混合気が燃焼された結果(排ガス)を見て、燃焼前の混合気の「A/F」を、いわば推測している状況ですから、点火の質と言いますか、点火系に(効果のあるなしはともかく)手を入れたことによって、同じA/Fの混合気が燃焼室に送り込まれたとしても、「未燃焼ガスが減る」ような点火が行われた場合
O2センサが測定するA/Fは若干薄く測定され、結果として、ECUに補正が入り、燃料量が若干増量され、点火系に手を入れる前よりも燃焼室では少し濃い状態で運転されるのかな?と考えました。

考えすぎでしょうか?


勝手に理屈地獄に陥っているだけである気がすごくしていますが
先般、オカ○プロジェクト様の、プラ○マダイ○クトにて点火系変更して以来、同じ回転数・ギアで一定走行している際も、燃費計で確認できる燃料吐出量(cc/min)が以前より微妙に多い気がしておりまして
なぜだろうな〜と考え詰まっている状態です・・・


>>また、RX-8のA/Fについては、パワーを出す際には理論空燃費より濃い状態で制御されているという記述を、やはりナイト様のHPで拝見したのですが
>
>理論空燃比とは三元触媒をもっとも有効に働かせるための空燃比で、それは14.7ですから、アイドル付近ではその空燃比で運転していても、実際の走行時は11−13ぐらいでどんな車も走っていますよ。
>
>
>>負荷が低く、スロットル開度が小さい。市街地を一定走行しているような状態では、RX-8のA/Fはどの程度の数値を目標に制御されているのでしょうか?
>>理論空燃費より薄いのでしょうか?
>
>いいえ、状況次第ですが、上記の範囲ですよ。ただし、アクセルをOFFにすると15以上の数値になります。(フェールカットされますから、当然ですね)
>中村


他のHPにて、運転状況において、加速時や登坂時などは、パワーを狙って理路空燃比より濃い目のパワー空燃比に。
低負荷の場合は燃費を狙って、理論空燃比より薄めの経済空燃比に・・という記述がありました。
検索で調べられるHPの情報は、ほとんどがレシプロの場合でしたので、ロータリーの場合はどうかな?と思い、ご質問させていただきました


>
>>
>>ECUの燃料の制御に非常に興味があります
>>お手数ですが、ご教授。よろしくお願い致します。

Re:RX-8純正ECUのフィードバック制御について
 ナイトスポーツ E-MAIL  - 09/1/18(日) 11:58 -

   ナイトスポーツ中村です。
こんにちは。


▼まる@rx-8さん:
>ナイトスポーツ中村様
>コメントありがとうございます
>
>
>▼ナイトスポーツさん:
>>ナイトスポーツ中村です。
>>おはようございます。
>>
>>▼まるさん:
>>>度々お世話になります
>>>表記件について、ご教授願えればと思います
>>>
>>>良く、アーシングやプラズマダイレクトなどの点火系チューニングパーツのうたい文句を見ておりますと
>>>「より確実に着火」「未燃焼ガスの減少」
>>>という文言が見て取れます
>>>事の真意は今回は特にこだわらないのですが
>>>
>>>仮に(本当に)上記のような効果があったとして。
>>>
>>>
>>>RX-8はO2センサによる、フィードバック制御がされているとのこと。
>>>そのため、基本燃料マップではなく、目標A/Fマップを書き換えると、ナイト様のコメントにもございました。
>>>
>>>
>>>色々調べまして、1つ頭に浮かんでいる結論といたしまして。
>>>
>>>「目標A/F」重視でフィードバック制御がされている領域において、「より確実な着火により、未燃焼ガスが(本当に)減少」した場合。
>>>理論空燃費より濃い運転領域においては、O2センサはセンサを通過する排気ガス中に含まれる未燃焼ガスを計測しており、これが減る・・・という事は、センサは普段よりも「薄い」という判断をECUに返し、結果として燃料が増量。つまり「濃い」状態へ補正が入るような気がします。
>>>この場合。ナイト様のECUではパワーを求め、純正より薄めにセッティングしていると記憶しておりますが、折角薄めたのに、結果として濃い状態が出来てしまい、パターダウンしてしまうように思えます
>>>
>>>逆に、理論空燃費より薄い運転領域においては、O2センサは通過する酸素濃度を計測しているため、「より確実な着火により、未燃焼ガスが(本当に)減少」した場合、消費される酸素が増える=残留酸素は減る=「濃い」と判断し、ECUは「薄く」なる方にフィードバックをかける気がします。
>>>
>>>
>>>この理解は正しいでしょうか?正しいとして、影響度はどの程度でしょうか?
>>>着火性能向上による影響?も興味がありますが、逆に着火性能が落ちた際に
>>>上記の記述の逆の制御が入るのか?についても、興味がございます
>>>
>>
>>O2センサーで見ているものは空燃比です。そしてフィードバックはせていされている空燃比に対して、濃すぎる場合も薄すぎる場合も、少しずつ補正をします。
>>一気に補正をして、絶えず100%その設定空燃比にするわけではありません。
>>例えですが、大きな波を小さな波に修正すると思ってください。
>
>
>少し細かい話で恐縮なのですが。
>O2センサ(A/Fセンサ)に妙に興味がわきまして、下記の文献を読んでおりましたところ
>
>http://www.denso.co.jp/ja/aboutdenso/technology/dtr/v03_1/files/dissertation05.pdf
>
>O2センサが空燃比を測定する理屈としては、リッチ領域では排ガス中の未燃焼ガスを実際は測定しているとの事でした。
>
>
>とはいえ、O2センサは混合気が燃焼された結果(排ガス)を見て、燃焼前の混合気の「A/F」を、いわば推測している状況ですから、点火の質と言いますか、点火系に(効果のあるなしはともかく)手を入れたことによって、同じA/Fの混合気が燃焼室に送り込まれたとしても、「未燃焼ガスが減る」ような点火が行われた場合
>O2センサが測定するA/Fは若干薄く測定され、結果として、ECUに補正が入り、燃料量が若干増量され、点火系に手を入れる前よりも燃焼室では少し濃い状態で運転されるのかな?と考えました。
>
>考えすぎでしょうか?

どんな趣味でも好きな事にははまるものです。
その結果としていろいろな事を調べたり、ためしに行ってみたり、
いろいろな人の意見を聞いたりしますね。
そうすると頭の中で思いが先行して、いろいろな考えや結論ができてきます。
それはそれで面白いでしょう。それも趣味の楽しみの一つでしょう。決して否定するものではありません。

しかし他の人に影響を与える可能性がある場合は、大事な事があると思うのです。
例えば僕らのように、ビジネスとして商品を作る場合は特にそうですね。
いろいろな状況から、これは良いと思う部品やチューニングメニューができても、
それが本当に効果のあるものかどうかを立証する必要があります。
その立証は1回や2回の試し程度では立証と言えません。
極端な事例ですが、このオイルが良いと言われて交換して、ああなんとなく良いと思った程度では何の立証にもなりません。
複数回のオイル交換を複数のエンジンで行いながら、ベンチでのパワー測定や、その後にエンジンを分解してハウジングの摩耗度やメタルの変化を測定し、それらが積み重なって、それらの現実からしか判断ができません。決してどうこう思った程度の思いだけでは趣味の楽しみから抜けることはできないと思います。
大事なことはその人の思いではなく、目の前にある現実だけでしょう。

もしも新しい商品を正確に評価したいなら、それが目に見える形で数値などに置き換えることができるような状況を作る必要があります。

まずはテストをするコースを作ってください。
余談ですが、以前に僕らがいろいろな部品をテストした時は、埋立地のフラットな傾斜の無い場所で、風向も考慮して一方向のみ使用しての繰り返し測定を行いました。もちろん気温や気圧も重要ですよ。それらの天候の違いは出力の修正係数が変わってきますから。
個人が行う場合も、いつもきまった場所で同じように行うことが大事です。
そしてより多くのチェックを行ってください。
例えば、その部品を装着して確認したら、翌日は外して再確認。そのような事を20回、30回と繰り返してデーターをためるのです。
本当はブラインドテストが理想ですね。第三者に黙って部品の装着を任せて、自分は装着されているかされていないか知らない状態でデーターを取ることです。
そうすれば部品を交換したという先入観念が消えますから、より正しいデーターがとれますよ。

いろいろな事を調べて詳しくなるのも楽しいですが、思いだけが先行することが起きやすいのです。勝手に理論が先行して、一番大事な現実から離れてしまう可能性が高くなります。

それよりもテストをして現実を見る方が確かな結果を得ることができますよ。
ちょっと大変ですけどね。
僕らはプロですから、ダンパーについても、コンピューターについても、エアクリやラジエターについてもテストを行って商品にしています。
結構面倒です。やっていると商品にならないものも出てきてます。
どうしてその分だけコストが上がります。(愚痴になっちゃいました)

ぜひご自身なりのデーターをためてみてください。
目の前にある現実だけが真実ですよ。

中村


>
>
>勝手に理屈地獄に陥っているだけである気がすごくしていますが
>先般、オカ○プロジェクト様の、プラ○マダイ○クトにて点火系変更して以来、同じ回転数・ギアで一定走行している際も、燃費計で確認できる燃料吐出量(cc/min)が以前より微妙に多い気がしておりまして
>なぜだろうな〜と考え詰まっている状態です・・・
>
>
>>>また、RX-8のA/Fについては、パワーを出す際には理論空燃費より濃い状態で制御されているという記述を、やはりナイト様のHPで拝見したのですが
>>
>>理論空燃比とは三元触媒をもっとも有効に働かせるための空燃比で、それは14.7ですから、アイドル付近ではその空燃比で運転していても、実際の走行時は11−13ぐらいでどんな車も走っていますよ。
>>
>>
>>>負荷が低く、スロットル開度が小さい。市街地を一定走行しているような状態では、RX-8のA/Fはどの程度の数値を目標に制御されているのでしょうか?
>>>理論空燃費より薄いのでしょうか?
>>
>>いいえ、状況次第ですが、上記の範囲ですよ。ただし、アクセルをOFFにすると15以上の数値になります。(フェールカットされますから、当然ですね)
>>中村
>
>
>他のHPにて、運転状況において、加速時や登坂時などは、パワーを狙って理路空燃比より濃い目のパワー空燃比に。
>低負荷の場合は燃費を狙って、理論空燃比より薄めの経済空燃比に・・という記述がありました。
>検索で調べられるHPの情報は、ほとんどがレシプロの場合でしたので、ロータリーの場合はどうかな?と思い、ご質問させていただきました
>
>
>>
>>>
>>>ECUの燃料の制御に非常に興味があります
>>>お手数ですが、ご教授。よろしくお願い致します。

Re:RX-8純正ECUのフィードバック制御について
 まる@rx-8  - 09/1/18(日) 22:41 -

   ナイトスポーツ中村様
コメントありがとうございます


以前の愛車では、装着パーツにデータロガー機能がついており、時間を見つけてはデータを取り、色々確かめたものでした。

車を乗り換えてしまうと、そうしたデータをまた0から集めなければならないのが苦労ですね。
コメントいただければ、近道できるかな?と考えてしまいました。

どこまでできるかわかりませんが、自分で納得行く形で時間を見つけて確かめてみたいと思います。


ありがとうございました。


▼ナイトスポーツさん:
>ナイトスポーツ中村です。
>こんにちは。
>
>
>▼まる@rx-8さん:
>>ナイトスポーツ中村様
>>コメントありがとうございます
>>
>>
>>▼ナイトスポーツさん:
>>>ナイトスポーツ中村です。
>>>おはようございます。
>>>
>>>▼まるさん:
>>>>度々お世話になります
>>>>表記件について、ご教授願えればと思います
>>>>
>>>>良く、アーシングやプラズマダイレクトなどの点火系チューニングパーツのうたい文句を見ておりますと
>>>>「より確実に着火」「未燃焼ガスの減少」
>>>>という文言が見て取れます
>>>>事の真意は今回は特にこだわらないのですが
>>>>
>>>>仮に(本当に)上記のような効果があったとして。
>>>>
>>>>
>>>>RX-8はO2センサによる、フィードバック制御がされているとのこと。
>>>>そのため、基本燃料マップではなく、目標A/Fマップを書き換えると、ナイト様のコメントにもございました。
>>>>
>>>>
>>>>色々調べまして、1つ頭に浮かんでいる結論といたしまして。
>>>>
>>>>「目標A/F」重視でフィードバック制御がされている領域において、「より確実な着火により、未燃焼ガスが(本当に)減少」した場合。
>>>>理論空燃費より濃い運転領域においては、O2センサはセンサを通過する排気ガス中に含まれる未燃焼ガスを計測しており、これが減る・・・という事は、センサは普段よりも「薄い」という判断をECUに返し、結果として燃料が増量。つまり「濃い」状態へ補正が入るような気がします。
>>>>この場合。ナイト様のECUではパワーを求め、純正より薄めにセッティングしていると記憶しておりますが、折角薄めたのに、結果として濃い状態が出来てしまい、パターダウンしてしまうように思えます
>>>>
>>>>逆に、理論空燃費より薄い運転領域においては、O2センサは通過する酸素濃度を計測しているため、「より確実な着火により、未燃焼ガスが(本当に)減少」した場合、消費される酸素が増える=残留酸素は減る=「濃い」と判断し、ECUは「薄く」なる方にフィードバックをかける気がします。
>>>>
>>>>
>>>>この理解は正しいでしょうか?正しいとして、影響度はどの程度でしょうか?
>>>>着火性能向上による影響?も興味がありますが、逆に着火性能が落ちた際に
>>>>上記の記述の逆の制御が入るのか?についても、興味がございます
>>>>
>>>
>>>O2センサーで見ているものは空燃比です。そしてフィードバックはせていされている空燃比に対して、濃すぎる場合も薄すぎる場合も、少しずつ補正をします。
>>>一気に補正をして、絶えず100%その設定空燃比にするわけではありません。
>>>例えですが、大きな波を小さな波に修正すると思ってください。
>>
>>
>>少し細かい話で恐縮なのですが。
>>O2センサ(A/Fセンサ)に妙に興味がわきまして、下記の文献を読んでおりましたところ
>>
>>http://www.denso.co.jp/ja/aboutdenso/technology/dtr/v03_1/files/dissertation05.pdf
>>
>>O2センサが空燃比を測定する理屈としては、リッチ領域では排ガス中の未燃焼ガスを実際は測定しているとの事でした。
>>
>>
>>とはいえ、O2センサは混合気が燃焼された結果(排ガス)を見て、燃焼前の混合気の「A/F」を、いわば推測している状況ですから、点火の質と言いますか、点火系に(効果のあるなしはともかく)手を入れたことによって、同じA/Fの混合気が燃焼室に送り込まれたとしても、「未燃焼ガスが減る」ような点火が行われた場合
>>O2センサが測定するA/Fは若干薄く測定され、結果として、ECUに補正が入り、燃料量が若干増量され、点火系に手を入れる前よりも燃焼室では少し濃い状態で運転されるのかな?と考えました。
>>
>>考えすぎでしょうか?
>
>どんな趣味でも好きな事にははまるものです。
>その結果としていろいろな事を調べたり、ためしに行ってみたり、
>いろいろな人の意見を聞いたりしますね。
>そうすると頭の中で思いが先行して、いろいろな考えや結論ができてきます。
>それはそれで面白いでしょう。それも趣味の楽しみの一つでしょう。決して否定するものではありません。
>
>しかし他の人に影響を与える可能性がある場合は、大事な事があると思うのです。
>例えば僕らのように、ビジネスとして商品を作る場合は特にそうですね。
>いろいろな状況から、これは良いと思う部品やチューニングメニューができても、
>それが本当に効果のあるものかどうかを立証する必要があります。
>その立証は1回や2回の試し程度では立証と言えません。
>極端な事例ですが、このオイルが良いと言われて交換して、ああなんとなく良いと思った程度では何の立証にもなりません。
>複数回のオイル交換を複数のエンジンで行いながら、ベンチでのパワー測定や、その後にエンジンを分解してハウジングの摩耗度やメタルの変化を測定し、それらが積み重なって、それらの現実からしか判断ができません。決してどうこう思った程度の思いだけでは趣味の楽しみから抜けることはできないと思います。
>大事なことはその人の思いではなく、目の前にある現実だけでしょう。
>
>もしも新しい商品を正確に評価したいなら、それが目に見える形で数値などに置き換えることができるような状況を作る必要があります。
>
>まずはテストをするコースを作ってください。
>余談ですが、以前に僕らがいろいろな部品をテストした時は、埋立地のフラットな傾斜の無い場所で、風向も考慮して一方向のみ使用しての繰り返し測定を行いました。もちろん気温や気圧も重要ですよ。それらの天候の違いは出力の修正係数が変わってきますから。
>個人が行う場合も、いつもきまった場所で同じように行うことが大事です。
>そしてより多くのチェックを行ってください。
>例えば、その部品を装着して確認したら、翌日は外して再確認。そのような事を20回、30回と繰り返してデーターをためるのです。
>本当はブラインドテストが理想ですね。第三者に黙って部品の装着を任せて、自分は装着されているかされていないか知らない状態でデーターを取ることです。
>そうすれば部品を交換したという先入観念が消えますから、より正しいデーターがとれますよ。
>
>いろいろな事を調べて詳しくなるのも楽しいですが、思いだけが先行することが起きやすいのです。勝手に理論が先行して、一番大事な現実から離れてしまう可能性が高くなります。
>
>それよりもテストをして現実を見る方が確かな結果を得ることができますよ。
>ちょっと大変ですけどね。
>僕らはプロですから、ダンパーについても、コンピューターについても、エアクリやラジエターについてもテストを行って商品にしています。
>結構面倒です。やっていると商品にならないものも出てきてます。
>どうしてその分だけコストが上がります。(愚痴になっちゃいました)
>
>ぜひご自身なりのデーターをためてみてください。
>目の前にある現実だけが真実ですよ。
>
>中村
>
>
>>
>>
>>勝手に理屈地獄に陥っているだけである気がすごくしていますが
>>先般、オカ○プロジェクト様の、プラ○マダイ○クトにて点火系変更して以来、同じ回転数・ギアで一定走行している際も、燃費計で確認できる燃料吐出量(cc/min)が以前より微妙に多い気がしておりまして
>>なぜだろうな〜と考え詰まっている状態です・・・
>>
>>
>>>>また、RX-8のA/Fについては、パワーを出す際には理論空燃費より濃い状態で制御されているという記述を、やはりナイト様のHPで拝見したのですが
>>>
>>>理論空燃比とは三元触媒をもっとも有効に働かせるための空燃比で、それは14.7ですから、アイドル付近ではその空燃比で運転していても、実際の走行時は11−13ぐらいでどんな車も走っていますよ。
>>>
>>>
>>>>負荷が低く、スロットル開度が小さい。市街地を一定走行しているような状態では、RX-8のA/Fはどの程度の数値を目標に制御されているのでしょうか?
>>>>理論空燃費より薄いのでしょうか?
>>>
>>>いいえ、状況次第ですが、上記の範囲ですよ。ただし、アクセルをOFFにすると15以上の数値になります。(フェールカットされますから、当然ですね)
>>>中村
>>
>>
>>他のHPにて、運転状況において、加速時や登坂時などは、パワーを狙って理路空燃比より濃い目のパワー空燃比に。
>>低負荷の場合は燃費を狙って、理論空燃比より薄めの経済空燃比に・・という記述がありました。
>>検索で調べられるHPの情報は、ほとんどがレシプロの場合でしたので、ロータリーの場合はどうかな?と思い、ご質問させていただきました
>>
>>
>>>
>>>>
>>>>ECUの燃料の制御に非常に興味があります
>>>>お手数ですが、ご教授。よろしくお願い致します。

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