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こんばんわ
車高が4輪ともそろわない話はよくあります。
これは量産車上の許容誤差の影響だと考えられますよ。
量産品には必ず許容誤差は生じます。
例えば極端な話、全てのパーツの許容誤差が+-1mmとします。
パーツ数が6個と仮定すると
右後ろが+1+1+1+1+1+1=+6mm
左後ろが-1-1-1-1-1-1=-6mm
となり最大12mmのズレが左右で生じてしまいます。
これには個体差があり、全て誤差0の物もありますし、
偶然にも
左後ろが+1+1+1-1-1-1=0mm
右後ろが-1+1-1+1+1-1=0mm
となれば左右の最終的な誤差は0mmになります。
足回りで4輪とも車高を合わせたいならば車調を装着し合わせることが出来ます。
誤差は量産車上しかたがありません。
この誤差の大きさが値段にも跳ね返ってきます。
簡単な話、軽自動車とセルシオだと各部のチリのレベルが違いますよね?
ワンオフに近い、職人さんの手作り車なら話は違うかもしれませんが。
モノ作りの世界では仕方の無いことです。
逆を言うとこの差を詰めていくのがエンジニアの腕の見せ所かもしれません。
以上、もしよろしければ参考にしてください。
追伸:例えば14kのスプリングも正確には14kではありません。
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