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ナイトスポーツ中村です。
おはようございます。
▼おさFCさん:
>いつも参考にさせていただき本当に助かっており感謝しています。
>FC3S後期デフのピニオンのプリロードについて御教授ください。
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>現在、デフキャリアのベアリングをすべて新品に組み替えて組付中です。
>(ディスタンスピースとロックナットも新品を準備しました)。
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>ベアリング圧入後は、新品のオイルシールを組み付ける前に、いったんコンパニオンフランジを挿し込み、ロックナットでディスタンスピースのつぶれを感じとりながら締め付けていき、最終的に150Nm(15.3kgm)のトルクでプリロード10kg/cmであることを確認しました。
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>そしてロックナットとコンパニオンフランジを取り外して新品のオイルシールを打ち込み、再度同じ150Nmのトルクでロックナットを締め付けました。
>すると、オイルシールの抵抗(負荷)がかかるのか、プリロードを測定すると15kg/cmになってしまいます。過去ログで見たナイトさんの基準(9〜14kg/cm)をわずかに超えています。
>プリロード測定はバネ測りでロックナット中心部から5cmの所を測定し、3kgでコンパニオンフランジが回転します(1cm換算で15kgになると思います)。
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>そこで教えていただきたいのですが、ナイトさんがおっしゃるプリロードの値(9〜14kg/cm)とは、新品のオイルシール組付前の測定値でしょうか?それともオイルシールを組み付けた後の抵抗分を含めた値でしょうか?
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>微妙な違いではありますが、もう一つ持っている中古デフのコンパニオンフランジと比べて回転が若干重いので気になります。(中古の方はプリロードが落ちているだけなのかもしれませんが。。)
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>どうか御教授ください。よろしくお願い致します。
デスタンスピースは一度閉めこむと縮みますが、2度目もさらに縮みます。
したがって一旦はずして、再度同じトルクで閉めこむと、プリロードが重くなります。整備解説書には書いてありませんが、一旦分解したなら、デスタンスピースを伸ばすか、締め付けトルクを減らすかする必要があります。
詳しくは弊社金井宛にお電話ください。
よろしくお願いします。
中村
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