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こんにちは、大変詳しい返答有難うございました。
パットとの組み合わせが大切であると認識しました。
PFCについてですが、ノンアスではなく、メタル系のものと思っていいでしょうか?
ノンアスパットを入れる予定ですので、それによってスリットを決めようと思っています。
よろしくお願いします。
▼ナイトスポーツさん:
>ナイトスポーツ中村です。
>おはようございます。
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>▼KYさん:
>>こんばんわ、お世話になります。
>>ブレーキローターについてですが、スリット並びにドリルドローターにした場合、パットの減りは劇的にはやくなるものなのでしょうか?
>>目的は、街乗りと山道での初期制動力と見た目のドレスアップです。ですのでサーキットでのフェード、割れや制動性能は無視します。
>>良い点、悪い点、実際の経験の話を聞かせてください。
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>ローターのスリットが始まったのは今から20年以上も前のことです。
>当時はまだRX−3の時代でした。そこで僕らは効果についてのテストを富士で行ないました。使ったパットはフェロードのDS11がDS22だったと思います。
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>パットは制動すると表面に炭化層ができるそうです。その層が本来のパットの能力を抑えてしまうのが問題なのです。言葉で言うと、200kぐらいからフルブレークで減速し、ちょっと間を置いて再度フルブレーキをした際に、初回に比べて制動距離が伸びますね。それが炭化層を取り除ければ、かなり改善されるのです。
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>ただし、PFCのようにパットが高温時に表面に膜を形成し、それがローターを保護誌ながら制動するパットの場合は、まったく別の話になります。
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>そこでスリットを2本、3本、4本、5本と本数の違うローターを用意してテストしました。結論は、2本、3本と本数が増えるほど効果がある。しかし3本以上は変わらない。と言うものです。またパットの減りは、スリット無しに比べて約10%程度早く消耗する。と言うものです。ですから当時の僕らは4本のスリットでレースをしていました。ドリルドローターはホールがパットを満遍なく通過できるようにすることと、結果的に4本のスリットと同じ量のホールがあれば変わりません。ホールによる放熱はいろいろな意見がありますが、僕らは温度計測など行なっていませんから、これについてはわかりません。
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>まあ、見た目で何本もスリットを入れたり、同時にホールを開ける方もいらっしゃいますが、この辺は個人の好みでしょう。
>スリットを入れるとパットの減りは早くなります。しかしその量は個人の使い方で変わると言えます。またPFCタイプのメタルパットはスリットを入れない方がローターを攻撃されませんし、安定して使えます。使い方は個人差がありますが、スリットを入れるだけで劇的に改善されたと言われる方もいます。この辺は使い方私大ですね。参考にしてください。
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>中村
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