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ナイトスポーツ中村です。
こんにちは。
▼ナルトさん:
>はじめまして。
>FDI型を所有しております。
>
>デフィ製の排気温度計をFパイプに取り付けているのですが、
>登坂道での加速や高速での追い越しの際、簡単に900度に
>達してしまいます。これは異常なのでしょうか?
排気温度を調べる理由は、高すぎる温度でタービンのブレードを溶かさないためです。純正のタービンは1000度を超えて5分ぐらい続けると、外周から溶けて壊れていきます。瞬間的には1000度でも大丈夫ですが、できれば980度ぐらいで止まるようにするべきです。
この温度はタービンに入る温度ですから、タービンの後のフロントパイプだと、もっと低い温度で無ければなりません。しかしタービンからの距離でどんどん温度が変わってきますから、フロントパイプでの測定はおおよその目安でしかありません。例えばタービンから10Cmぐらい離れると50度以上下がるはずです。距離が離れればもっと下がります。
温度は900度との事ですが、それ以上に上がることは無いですか?
これを下げるには燃調しかありません。プラグではほとんど変わりませんよ。
まずはどこで温度が止まるか確認してください。
例えば、サーキットを走ると、タービン手前で950度以上で、時々1000度ぐらいになるはずです。つまり元々余裕はないんですよ。
タービンシャフトの材料には普通のGMCという材質でFCのタービンなどがそうですが、それが980度。次に普通のインコネルシャフト、これが1150度。
そしてインコネルでも713だと1300度です。
ちなみに弊社のハイフローは713を使っています。
中村
>
>異常であれば、CPUのリセッティングかプラグの熱価を変更すれば
>良いのでしょううか?
>
>初歩的なことで恐縮ですが、アドバイスを頂ければ幸いです。
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