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Re:油温について
 ナイトスポーツ E-MAIL  - 09/8/26(水) 12:36 -

   ▼FD初心者さん:
>早速ご回答下さりありがとうございます。
>念のため、最後にもう一度お願いします。
>
>▼ナイトスポーツさん:
>>ナイトスポーツ中村です。
>>おはようございます。
>>
>>▼FD初心者さん:
>>>過去ログを調べたのですが、少しニュアンスが違うので投稿させて頂きます。
>>>
>>>油温についてなのですが、現在、FDでは一般的だと思われるバンジョーボルトをアダプターに替えるタイプでついています。
>>>で、自分で付けたわけではないので、バンジョーボルトの場所が正確には知らないのですが、位置的にはオイルクーラーで冷却された後の油温が測定されているものと思います。
>>>
>>>で、サーキットなどを走っていますが、この夏場、すぐに105度に達してしまい、クーリングに入っています。
>>>これは、冷却後の105度は、もし冷却前で測定していたら120度を超えているのでは・・・?と思ってのことなのですが、実際はどうなのでしょうか?
>>>
>>>105度は結構すぐに達してしまうので何とかならないかと思ってます。
>>>ちなみに水温はVマウントではないですがアルミ2層ワイド+85℃ファン作動により、油温105度到達時、92度ぐらいしか上がってません。
>>>バンジョーボルトの位置での油温のクーリングの目安は何度なのでしょうか?
>>
>>サーキットでの油温は水温+15度ぐらいが標準です。
>>水温の適温は80-90度で100度は決して超えないようにしてください。
>>また、油温は良質なオイルであるなら120度ぐらいは使うことができますので、現状なら問題ないと思いますよ。
>>
>>中村

ナイトスポーツ中村です。
こんにちは。

>
>よくオイルが120度とかそれ以上になると劣化するといいますよね。
>で、バンジョーボルトの位置=冷却後の温度が105度だとすると、
>オイルクーラーに入る前の温度だと、120度ぐらいになっているものと想像されます。
>そうすると、バンジョーボルトの位置での油温の目安は105度ぐらいではないかと
>思ってしまうのですが、どうなのでしょうか?


オイルの粘度は温度の上昇で下がってきます。下がりすぎるとメタルに必要な油圧が確保できなくなり、ジャーナルとメタルが干渉することによって、メタルの第1層が剥離します。そうなるとあっという間にメタルの焼きつきになりますね。
オイルの高温粘度は後半の数字ですが、それは100度でのことです。
100度以上で使う場合は、オイルによっては急激に粘度が下がるものもありますし、ゆっくりと下がるものもあります。一般的にはやわらかいベースオイルを添加剤で高温粘度を引き上げてあるほど、100度以上で急激に粘度が下がります。むしろベースオイルの粘度が高いほど、高温になっても急激には下がらない場合が多いです。したがって0W−50よりも20W50の方が安全な場合が多いですね。
問題は何度のオイルがこれからエンジンに入るのかということです。したがって油温をあらわすときはエンジンの入り口温度です。つまりクーラーの後ですね。
エンジン出口の温度は測定しません。

>
>オイルは水温に比べると温度限界がアバウトだからだと思うのですが、
>バンジョーボルトの位置での温度把握は、水温で言うならロアホースでの測定に
>あたると思うんです。

バンジョーボルトとはエンジンに入る部分の温度ですから、その位置の温度で120度以内にしてください。ただし、オイルによっては120度でも危険なものもあるかも知れませんし、130でも大丈夫なものもあります。温度はひとつの目安です。

中村


>
>よろしくお願い致します。
>
>>>
>>>よろしくお願い致します。

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油温について FD初心者 09/8/26(水) 2:35
Re:油温について ナイトスポーツ 09/8/26(水) 9:12
Re:油温について FD初心者 09/8/26(水) 10:22
Re:油温について ナイトスポーツ 09/8/26(水) 12:36
Re:油温について FD初心者 09/8/26(水) 15:15

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