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Contributor ん?勘違い?? 日時 2004 年 3 月 12 日 00:47:14:
回答先: Re: (質問の補足)Re: 理想のブースト制御 Contributor たか 日時 2004 年 3 月 11 日 11:54:21:
: どうもありがとうございます。 : 参考になります。 : 自分の思っていた事をずばりご指摘していただけて、もやもやが晴れた気分です。 : 以前全然別の車(レシプロ)でEVCを使っていて、びたっと安定していたのでそれと同様のブースト制御にならないかな〜と思っていたところです。 : 中村さんのアドバイスからも理解できましたが、純正ソレノイドのままだとすればパワーFCでセッティングをつめる事である程度までは達する事が出来そうですね。 : それ以上を求めるとすればやはり「ん?勘違い??」さんの言う通りステッピングモーターのコントローラーを採用する事にします。 こんばんは。 参考になれたようで、良かったです。 FDに関しては、P-FCがコストの面、容易さ等から手頃と言うこと、 また、ブースト制御がコントローラーなしでいけるので、凄く評判いいですね。 でも、P-FCのブーストコントロールは、純正のソレノイドを使用するので、 どうしても後付のステッピングモータを用いたブーコン とくらべ、ブーストの安定(オーバーシュート、設定圧より広い領域で保持しやすい)はどうしても劣ります。 この辺の違いを知らないで、P-FCに絶大の信頼を寄せていて、 これで、一瞬のピークパワーがシャシダイ等で出ているのに 歓喜している方が多いのはいつも不思議に思っていました。 ステッピングモーターとは、パルス信号で動くモーターです。最近の後付ブーストコントローラーは、ほとんどこれです。 純正(昔のもの)はソレノイドバルブで制御していました。 ソレノイドバルブだとどうしても反応が鈍いですね。 純正ソレノイドを用いているということで、 わざと瞬間的にブーストをかけ、カタログ上のパワーを稼ぎます。 しかし、これでブーストアップしてしまうと 瞬間的にブーストが、かかりすぎてしまいます。 P-FCとかですと、デゥーティがいじれますので、 数値を下げることになりますが、オーバーシュートを 可能な限り押さえようとすると、 たとえば、0.8kだとすると、 0.8の設定圧自体がピークのオーバーシュート的に 瞬間的に出る値で収まることになります。 これでは、全体的に0.8を保持しているわけではなく 瞬時でマークしているので、遅いし、立ち上がりも悪くなるのです。 私も、P-FCでブーストを制御したときは、 デゥーティー値を低くし、 オーバーシュートを押さえるべくセッティングすると、 あまりにも立ち上がりが鈍く、 純正CPU仕様と変わらない印象を受けたので デゥーティーは高めにしていました。 高いギアーで、低回転からブーストを欠けないかぎり高くならないし、それ以下の我慢できるオーバーシュートは 気にしていませんでしたね。 オーバーシュートは少ししますが、 立ち上がりを重視するとこうなってしまいます。 オーバーシュートを押さえすぎるとピークで一瞬パワー感のアップを感じるだけで、何も変わらないような印象がしました。 ステッピングモーターならパルスで動き、 その動作角も0.05度くらいと、ほとんど無段階です。 しかも反応も早いです。 よって、制御が細やかで、反応もいいので、オーバーシュートしにくいし、ピーク以外も設定圧を凄く保持安くなります。 この辺が議論されないで、よくパワーピーク自体が 話題にされていますが、一瞬1.0kのブーストより 安定的な0.85の方が当然速いわけですね。。 こういうチューンのアプローチもP-FC以外で 話題になってもいいのではないかと思います。 まあ、手軽で、純正からのレベルアップとしては、 P-FCも十分ですし、個人の好みでしょうね。 後付のブーコンは取り付け不良、 どうしても純正とり廻しをいじるし、 長い目で見た不具合の要素も絡んできますし。 こればっかりは、好みですね。。
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