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水喰い現象について FD 12/7/27(金) 22:13

Re:水喰い現象について ナイトスポーツ 12/7/28(土) 11:30
Re:水喰い現象について FD 12/7/28(土) 23:03
Re:水喰い現象について ナイトスポーツ 12/7/29(日) 13:12
Re:水喰い現象について FD 12/7/29(日) 21:19

Re:水喰い現象について
 ナイトスポーツ E-MAIL  - 12/7/28(土) 11:30 -

   こんにちは。
ナイトスポーツ 金井です。


▼FDさん:
>こんばんは。毎日暑い中お疲れ様です。
>一つお聞きしたいのですが・・
>
>よくエンジンの水喰いトラブルを耳にしますが、
>直接的な原因は何なのでしょうか?
>たとえば、
>1 オーバーヒートさせた
>2 クーラントの管理が悪かった
>3 エンジンを切るときの水温が高い(例えば100℃以上)ことにより
>  切ってからクーラントが熱せられオーバーヒートに近い状態になり
>  シールがやられる  など・・
●はい。これら全て関係します。
 でも3は直接的な原因では有りませんよ。
 エンジンをとめてすぐは水温が上がり、内圧の上昇は避けられません。
 この時に仕事をするのがラジエターキャップです。
 正常な状態で使いたいですから定期的に0,9の物(純正)で交換し、
 リリーフ動作を確実なものにしておいて下さい。
 
>また、素人でも出来る水喰いの点検方法や、水喰いを防ぐ策などありましたら
>お教えいただけると幸いです。
>宜しくお願いします。
●点検方法はコツや微妙な表現もありますので
 ここで書くことはご勘弁下さい。汗
 お電話下さいね。

 水食いを防ぐ方法(寿命を延ばす)はありますよ。
 まず第一になんといってもクーラント交換です。
 これを定期的に・・と言いたいところですが
 古いエンジンであればあるほどサイクルを早めて下さい。
 内部・ウォータージャケットやスクエアリング、
 またFD・FCならサイドハウジングのスクエアリング溝の腐食が
 進んでしまっているためです。
 エンジンオイルやプラグはみなさんご承知の通りで定期交換されるのですが
 クーラントって、結構忘れちゃうんです。。
 
 それから出来る限り水温を抑えてエンジンを使いたいです。
 ファンの動作温度、
 また併せてラジエターのカロリー消費率向上(単に大きくするだけでは
 ダメですよ。装着のし方と《これもちょっとしたコツがあります》
 面積を有効活用したターンフロー化が必要です)
 これでかなり水温を抑えて使うことが可能です。
 最低限お金をかけずに、、というなら夏場はエアコンONで乗って下さい。
 FD・RX8は電動ファンですからファンが強制的に回ることで水温上昇を
 少しは抑えられます。

 ロータリーエンジンはそう簡単に水食いなど起きません。
 なぜここ何年かでよく耳にするようになったかというと
 それだけ古いエンジンが増えてきてしまっているという、ごく当たり前の
 理由です。
 メンテがちょっとおざなりになってしまうと、しわ寄せが来てしまうんですね。
 
 オーナーさんが出来るであろう事をまとめると
 クーラント交換
 水温の管理
 ということになりますでしょうか。

 金井

  
>

Re:水喰い現象について
 FD E-MAIL  - 12/7/28(土) 23:03 -

   ▼ナイトスポーツさん:
>こんにちは。
>ナイトスポーツ 金井です。
>
>
>▼FDさん:
>>こんばんは。毎日暑い中お疲れ様です。
>>一つお聞きしたいのですが・・
>>
>>よくエンジンの水喰いトラブルを耳にしますが、
>>直接的な原因は何なのでしょうか?
>>たとえば、
>>1 オーバーヒートさせた
>>2 クーラントの管理が悪かった
>>3 エンジンを切るときの水温が高い(例えば100℃以上)ことにより
>>  切ってからクーラントが熱せられオーバーヒートに近い状態になり
>>  シールがやられる  など・・
>●はい。これら全て関係します。
> でも3は直接的な原因では有りませんよ。
> エンジンをとめてすぐは水温が上がり、内圧の上昇は避けられません。
> この時に仕事をするのがラジエターキャップです。
> 正常な状態で使いたいですから定期的に0,9の物(純正)で交換し、
> リリーフ動作を確実なものにしておいて下さい。
> 
>>また、素人でも出来る水喰いの点検方法や、水喰いを防ぐ策などありましたら
>>お教えいただけると幸いです。
>>宜しくお願いします。
>●点検方法はコツや微妙な表現もありますので
> ここで書くことはご勘弁下さい。汗
> お電話下さいね。
>
> 水食いを防ぐ方法(寿命を延ばす)はありますよ。
> まず第一になんといってもクーラント交換です。
> これを定期的に・・と言いたいところですが
> 古いエンジンであればあるほどサイクルを早めて下さい。
> 内部・ウォータージャケットやスクエアリング、
> またFD・FCならサイドハウジングのスクエアリング溝の腐食が
> 進んでしまっているためです。
> エンジンオイルやプラグはみなさんご承知の通りで定期交換されるのですが
> クーラントって、結構忘れちゃうんです。。
> 
> それから出来る限り水温を抑えてエンジンを使いたいです。
> ファンの動作温度、
> また併せてラジエターのカロリー消費率向上(単に大きくするだけでは
> ダメですよ。装着のし方と《これもちょっとしたコツがあります》
> 面積を有効活用したターンフロー化が必要です)
> これでかなり水温を抑えて使うことが可能です。
> 最低限お金をかけずに、、というなら夏場はエアコンONで乗って下さい。
> FD・RX8は電動ファンですからファンが強制的に回ることで水温上昇を
> 少しは抑えられます。
>
> ロータリーエンジンはそう簡単に水食いなど起きません。
> なぜここ何年かでよく耳にするようになったかというと
> それだけ古いエンジンが増えてきてしまっているという、ごく当たり前の
> 理由です。
> メンテがちょっとおざなりになってしまうと、しわ寄せが来てしまうんですね。
> 
> オーナーさんが出来るであろう事をまとめると
> クーラント交換
> 水温の管理
> ということになりますでしょうか。
>
> 金井
>
>  
>>金井様
分かり易いご説明ありがとうございます。

クーラント交換の重要性は大きいと言うことですね。
水温が高い状況だとエンジンにも悪そうですね。
水温は何度くらいがベストで何度超えると危険と判断すればよいですか?
また交換サイクルですが古い車なら早目にということですが
どの位のスパンがいいでしょうか?
それと日常的に補充など行う際、水道水でも問題ありませんか?
質問ばかりで申し訳ございません。
よろしく御願いします。

Re:水喰い現象について
 ナイトスポーツ E-MAIL  - 12/7/29(日) 13:12 -

   こんにちは。
ナイトスポーツ 金井です。


▼FDさん:
>▼ナイトスポーツさん:
>>こんにちは。
>>ナイトスポーツ 金井です。
>>
>>
>>▼FDさん:
>>>こんばんは。毎日暑い中お疲れ様です。
>>>一つお聞きしたいのですが・・
>>>
>>>よくエンジンの水喰いトラブルを耳にしますが、
>>>直接的な原因は何なのでしょうか?
>>>たとえば、
>>>1 オーバーヒートさせた
>>>2 クーラントの管理が悪かった
>>>3 エンジンを切るときの水温が高い(例えば100℃以上)ことにより
>>>  切ってからクーラントが熱せられオーバーヒートに近い状態になり
>>>  シールがやられる  など・・
>>●はい。これら全て関係します。
>> でも3は直接的な原因では有りませんよ。
>> エンジンをとめてすぐは水温が上がり、内圧の上昇は避けられません。
>> この時に仕事をするのがラジエターキャップです。
>> 正常な状態で使いたいですから定期的に0,9の物(純正)で交換し、
>> リリーフ動作を確実なものにしておいて下さい。
>> 
>>>また、素人でも出来る水喰いの点検方法や、水喰いを防ぐ策などありましたら
>>>お教えいただけると幸いです。
>>>宜しくお願いします。
>>●点検方法はコツや微妙な表現もありますので
>> ここで書くことはご勘弁下さい。汗
>> お電話下さいね。
>>
>> 水食いを防ぐ方法(寿命を延ばす)はありますよ。
>> まず第一になんといってもクーラント交換です。
>> これを定期的に・・と言いたいところですが
>> 古いエンジンであればあるほどサイクルを早めて下さい。
>> 内部・ウォータージャケットやスクエアリング、
>> またFD・FCならサイドハウジングのスクエアリング溝の腐食が
>> 進んでしまっているためです。
>> エンジンオイルやプラグはみなさんご承知の通りで定期交換されるのですが
>> クーラントって、結構忘れちゃうんです。。
>> 
>> それから出来る限り水温を抑えてエンジンを使いたいです。
>> ファンの動作温度、
>> また併せてラジエターのカロリー消費率向上(単に大きくするだけでは
>> ダメですよ。装着のし方と《これもちょっとしたコツがあります》
>> 面積を有効活用したターンフロー化が必要です)
>> これでかなり水温を抑えて使うことが可能です。
>> 最低限お金をかけずに、、というなら夏場はエアコンONで乗って下さい。
>> FD・RX8は電動ファンですからファンが強制的に回ることで水温上昇を
>> 少しは抑えられます。
>>
>> ロータリーエンジンはそう簡単に水食いなど起きません。
>> なぜここ何年かでよく耳にするようになったかというと
>> それだけ古いエンジンが増えてきてしまっているという、ごく当たり前の
>> 理由です。
>> メンテがちょっとおざなりになってしまうと、しわ寄せが来てしまうんですね。
>> 
>> オーナーさんが出来るであろう事をまとめると
>> クーラント交換
>> 水温の管理
>> ということになりますでしょうか。
>>
>> 金井
>>
>>  
>>>金井様
>分かり易いご説明ありがとうございます。
>
>クーラント交換の重要性は大きいと言うことですね。
>水温が高い状況だとエンジンにも悪そうですね。
>水温は何度くらいがベストで何度超えると危険と判断すればよいですか?
■どんな使用条件かによります。
 ひとつ目安があるとすれば100度ですが
 市街地で渋滞にはまってしまった時に100度を超えても
 それがかなりの長時間でなければ影響は少ないです。
 でもサーキット走行中の100度はダメージを与える要因になります。
 ただ、1発で壊れてしまうことは少ないんです。
 徐々に進行していきます。
 進行の度合いが早いか遅いかです。

 
>また交換サイクルですが古い車なら早目にということですが
>どの位のスパンがいいでしょうか?
■年に一度がいいですね。

>それと日常的に補充など行う際、水道水でも問題ありませんか?
■かまいませんが水で有れば足せば足す程クーラントは薄くなっていきます。
 補充用のクーラントは用意しておく方が良いでしょう。

 金井

 
>質問ばかりで申し訳ございません。
>よろしく御願いします。

Re:水喰い現象について
 FD E-MAIL  - 12/7/29(日) 21:19 -

   ▼ナイトスポーツさん:
>こんにちは。
>ナイトスポーツ 金井です。
>
>
>▼FDさん:
>>▼ナイトスポーツさん:
>>>こんにちは。
>>>ナイトスポーツ 金井です。
>>>
>>>
>>>▼FDさん:
>>>>こんばんは。毎日暑い中お疲れ様です。
>>>>一つお聞きしたいのですが・・
>>>>
>>>>よくエンジンの水喰いトラブルを耳にしますが、
>>>>直接的な原因は何なのでしょうか?
>>>>たとえば、
>>>>1 オーバーヒートさせた
>>>>2 クーラントの管理が悪かった
>>>>3 エンジンを切るときの水温が高い(例えば100℃以上)ことにより
>>>>  切ってからクーラントが熱せられオーバーヒートに近い状態になり
>>>>  シールがやられる  など・・
>>>●はい。これら全て関係します。
>>> でも3は直接的な原因では有りませんよ。
>>> エンジンをとめてすぐは水温が上がり、内圧の上昇は避けられません。
>>> この時に仕事をするのがラジエターキャップです。
>>> 正常な状態で使いたいですから定期的に0,9の物(純正)で交換し、
>>> リリーフ動作を確実なものにしておいて下さい。
>>> 
>>>>また、素人でも出来る水喰いの点検方法や、水喰いを防ぐ策などありましたら
>>>>お教えいただけると幸いです。
>>>>宜しくお願いします。
>>>●点検方法はコツや微妙な表現もありますので
>>> ここで書くことはご勘弁下さい。汗
>>> お電話下さいね。
>>>
>>> 水食いを防ぐ方法(寿命を延ばす)はありますよ。
>>> まず第一になんといってもクーラント交換です。
>>> これを定期的に・・と言いたいところですが
>>> 古いエンジンであればあるほどサイクルを早めて下さい。
>>> 内部・ウォータージャケットやスクエアリング、
>>> またFD・FCならサイドハウジングのスクエアリング溝の腐食が
>>> 進んでしまっているためです。
>>> エンジンオイルやプラグはみなさんご承知の通りで定期交換されるのですが
>>> クーラントって、結構忘れちゃうんです。。
>>> 
>>> それから出来る限り水温を抑えてエンジンを使いたいです。
>>> ファンの動作温度、
>>> また併せてラジエターのカロリー消費率向上(単に大きくするだけでは
>>> ダメですよ。装着のし方と《これもちょっとしたコツがあります》
>>> 面積を有効活用したターンフロー化が必要です)
>>> これでかなり水温を抑えて使うことが可能です。
>>> 最低限お金をかけずに、、というなら夏場はエアコンONで乗って下さい。
>>> FD・RX8は電動ファンですからファンが強制的に回ることで水温上昇を
>>> 少しは抑えられます。
>>>
>>> ロータリーエンジンはそう簡単に水食いなど起きません。
>>> なぜここ何年かでよく耳にするようになったかというと
>>> それだけ古いエンジンが増えてきてしまっているという、ごく当たり前の
>>> 理由です。
>>> メンテがちょっとおざなりになってしまうと、しわ寄せが来てしまうんですね。
>>> 
>>> オーナーさんが出来るであろう事をまとめると
>>> クーラント交換
>>> 水温の管理
>>> ということになりますでしょうか。
>>>
>>> 金井
>>>
>>>  
>>>>金井様
>>分かり易いご説明ありがとうございます。
>>
>>クーラント交換の重要性は大きいと言うことですね。
>>水温が高い状況だとエンジンにも悪そうですね。
>>水温は何度くらいがベストで何度超えると危険と判断すればよいですか?
>■どんな使用条件かによります。
> ひとつ目安があるとすれば100度ですが
> 市街地で渋滞にはまってしまった時に100度を超えても
> それがかなりの長時間でなければ影響は少ないです。
> でもサーキット走行中の100度はダメージを与える要因になります。
> ただ、1発で壊れてしまうことは少ないんです。
> 徐々に進行していきます。
> 進行の度合いが早いか遅いかです。
>
> 
>>また交換サイクルですが古い車なら早目にということですが
>>どの位のスパンがいいでしょうか?
>■年に一度がいいですね。
>
>>それと日常的に補充など行う際、水道水でも問題ありませんか?
>■かまいませんが水で有れば足せば足す程クーラントは薄くなっていきます。
> 補充用のクーラントは用意しておく方が良いでしょう。
>
> 金井
>
> 
>>質問ばかりで申し訳ございません。


金井様、こんばんは。
度重なる質問にご回答頂き感謝いたします。


水温の件、了解しました。
クーラントも1年毎に換えていこうと思います。
今後は補充用クーラントも常備しておきます。

このたびは分かり易い説明ありがとうございました。
大変勉強になりました。

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